旅する食いしん坊

美味しいは幸せ。色んな世界を見て食べよう

音のない世界

 

私は普段

小売店販売員のアルバイトをしています。

 

立地上様々なお客様がいらっしゃいます。

インバウンド(外国人)

英語の話せない中国人

老若男女

本当に様々な方にご来店いただきます。

 

その度、自分の接客の

反省点、改善点、改善策をみつけています。

たかがバイトですが

いつか活かせるかもしれませんしね!笑笑

 

そんな中

自分の未熟さを痛感する出来事がありました。

 

その日は雨が激しく

売り場のフロア自体が静かでした。

 

するとご家族勢揃いで商品を見に来たお客様が。

入店した途端に話しかけても

ゆっくりご覧いただけないことがあるので

様子を見ることにしました。

 

でもなんだか、おかしいんです。

5人も人がいるのに話し声が一切聞こえないんですよ。

少し覗き込むと

みんなで同じ商品を指差してただじーっと見ていました。

試着がしたいのかな?と思い

「ご試着もできますよ。いかがですか?」

と話しかけると

家族の皆さんでおろおろとして

手話で会話を始めました。

 

急いでカウンターまで赴き

筆談でのコミニケーションを始めましたが

 

話しかけるまで気づかなかった自分が恥ずかしかったです。

 

また、筆談してて思ったのですが

文章で商品情報を伝えるのって書くのも時間がかかるし想像以上に大変です。

 

お客様はおかえりの際に

ありがとう。と言って下さいました。

ありがとうございますと手話で伝えることが出来るのに

テンパってそれをすることもできませんでした。

 

見た目が健常者である

聾唖の方々は私達が想像する以上に

生活しにくいと思います。

だからこそ、気付いた人が積極的に

気遣いをできなくてはならないなと改めて感じました。

 

例えば

乗っていた電車が急に行き先を変更して

回送になってしまった時、

聾唖の方はアナウンスが聞こえない為何もわかりません。

そんな時、声をかけられるような

人になりたいな、と思いました。

 

最近では聾唖の人を主題とした

映画も上映されましたね。

https://youtu.be/aJSXEsoT-ZI

聲の形】です。

話題にもなりましたね。

 

他にも

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【ゆずり葉】という映画です。

こちら出演者のほとんどが本当の聾唖の方です。

物語は手話によるコミニケーションで進んでいます。

聾唖者に対する偏見や差別を払拭しようと

制作された映画です。

あまりお金を掛けた作品ではありませんが

その分製作者達の思いが伝わってくる出来になっています。

 

もし暇でしたら

見て見てください〜〜

 

なんか意識高い感じのブログになっていますが

次回からはまたダラダラと趣味の更新をしていこうと思います。