旅する食いしん坊

美味しいは幸せ。色んな世界を見て食べよう

橋で落とすのは知恵か恋心か

 

今年の夏は何かと色々な所に行きました。

京都にも行ったのですが

夏の京都はあんなにも暑いのですね。

なめてました。猛暑で風もありません…

 

今回は嵐山を訪れました。

嵐山は渡月橋で有名ですね。

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恥ずかしながら

全て木製なのかと思ってました笑

ちゃんとコンクリートで補強されているのですね。

景観が失う事ないよう甲板は木製です。

渡月橋と呼ばれるようになったのは、
鎌倉時代亀山天皇(在位期間
1259年〜1274年)が、満月の晩に舟遊びをされ、月が橋の上を渡るように見えることから、
「くまなき月の渡るに似る」
と詠われたことからに由来します。

保津川下りホームページより

月が橋を渡るなんて風情がありますね。

日本人独特の感性だと思います。

素敵です。

 

実はこの渡月橋、伝説があります。

この橋を渡ってる途中に振り返ると、

知恵を落としてしまう。

といったものです。

知らなかった…振り返りまくった…

更に!

橋を渡ってる途中に恋人達が振り返ると別れる

うーん…振り返りまくってたなぁ〜

景色いいね!とか言って一周してたなぁ〜

でもこの伝説2つとも

由来がわかってないそうです。

 

不思議ですね。

言い伝えが残ってると言うことは

何かしら先人の知恵が詰まっていたり

恋人が心中したとかそんな所だったのではないでしょうか。

 

京都は竹林も有名ですね。

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嵯峨野の竹林です。

竹が青々と茂って空に伸びています。

日陰になっており、きっと涼しいだろう!!

と言うことで向かいました。

 

あっついいいいい!!

 

見渡す限り人人人!

風も無いので空気が篭って最早サウナ!

竹林に向かう途中

浴衣体験しようか〜と話に出たのですが

しなくてよかった…

滝のように流れる汗。

颯爽と竹林を後にしました。

 

暑過ぎるということで

甘味処で休憩。

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嵐山は桜餅でも有名らしいです。

ということで大好きなわらび餅とお抹茶共に頂きました。

桜餅じゃなくて道明寺が出てきました…

えっ?道明寺だよねこれ…?お餅っぽいもん

しかしながら京都の桜餅美味しすぎました。

桜の葉が柔らかく、

いい塩梅の塩っけを感じる事ができます。

お餅も程よく荒さが残っていて

歯切れが良いにも関わらずモッチモチです。

 

関西だと

道明寺=桜餅なんですね。

関東だと

皮で餡を包んだもの=桜餅

道明寺=道明寺

なので、驚きました。同じ国なのに面白いですね。

 

また、わらび餅もベタベタする事なく

モチモチ尚且つプリップリでとても美味しかったです。 

店員さんも優しく良いお店でした。

ごちそうさまでした。

 

さて、この近くの天龍寺

八方睨み龍の雲龍図が

見れるところがあるという事で

早速向かいました。

入場料を払って建物に入ります…

 

んっ…??え??

 

想像してたのと全然違う!

私は勝手に日光の鳴き竜のような

荘厳で歴史を感じる天井画を想像してました。

 

けどなんか…

確かに何処を歩いても龍が睨みつけてきます。

絵画自体も大きく立派です…

 

でも…

でもなんか…

 

めっちゃおしゃれ。

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天龍寺ホームページより引用

 

周りの雲とかスプレーっぽい

かっこいい現代アートを感じてしまう。

なぜだ!なぜなんだ!!

 

同行者も同じことを思ったようで

急いでパンフレットを出して説明文を目で追います。

なんと! 完成が2004年!!

13年前!めっちゃ最近!!

想像してた物とのギャップで

少しがっかりしましたが

大きくて立派なものでした。

前作品は破損が激しいらしく

新しい雲龍図になったそうです。

歴史もこのように更新されていくのですね〜〜

しみじみ

 

次の記事は鞍馬山貴船神社について

書こうと思います(^^)